水越伸・東京大学情報学環メルプロジェクト編『メディアリテラシー・ワークショップ』(東京大学出版会) / 難波功士『広告のクロノロジー』(世界思想社) / 岡井崇之編『レッスル・カルチャー』(風塵社) / 工藤保則・寺岡伸悟・宮垣元編『質的調査の方法』(法律文化社)


忙しさにかまけて、いただいた本のご紹介が遅れました。
大変申し訳ありませんでした。

お詫びを添えつつ、ご紹介させていただきます。




見城武秀先生からいただきました。ありがとうございました。

一時期までの「読解能力」が優先されがちだったメディア・リテラシーと比べ、
「体を動かす」メディア・リテラシーの取り組みには
本当に共感を覚えます。

なおかつ、見城先生はそうした「体を動かす」メディア・リテラシー
実践的に取り組むだけでなく、その理論的なベース作りにもご尽力されて
いるところがさすがだと思います。




広告のクロノロジー―マスメディアの世紀を超えて―

広告のクロノロジー―マスメディアの世紀を超えて―

昨年、日本社会学会のシンポジウムでご一緒させていただいた、
難波功士先生からいただきました、ありがとうございました。

既発表原稿を元に、加筆修正を加えられて編まれた一冊であり、
その分、難波さんのご研究の膨大な全体像を俯瞰しつつ把握しようとするときに
一助となってくれそうな一冊ですね。

難波さんといえば、その生産力の高さを
いつも見習わなければと思います。

修士時代に、当時、東大助手でおられた北田暁大さんに
お借りして、コピーさせていただいた難波さんの修士論文
膨大な分量にしばし呆然としたことを思い出します。






研究上のよき友である、岡井崇之さんにいただきました。
ありがとうございました。

この研究対象での、これだけかっちりした研究書は
初めてではないでしょうか、寡聞にして聞き及びませんが。

「好きなことをやっているとき、人はいい顔をしている」
という言葉があるそうですが、
冒頭の編者の岡井さんのご論文は、
本当に筆がのびのびしていて、楽しそうです。







質的調査の方法―都市・文化・メディアの感じ方

質的調査の方法―都市・文化・メディアの感じ方


編者の、工藤保則さん、寺岡伸悟さんに
いただきました。

執筆陣も豪華ですし、
なにより、内容がリアリティがあって
「読ませる」ものになっており、
そのうえで、参考文献なども網羅され、
使い勝手がよく、
非常にバランスの取れたテキストだと思います。

お世辞抜きに、
学生に読ませたくなる/授業で使いたくなる
テキストだと思いました。

ありがとうございました。







ご著書を送ってくださった皆様、
本当にありがとうございました。



本を頂くと、
自分もやらねばなあ・・・という気持ちに
ちょっとだけ火がつくのですが、
それを持続させないと、と思う今日この頃でありました。