2005-01-01から1年間の記事一覧

 『まちづくりとメディア』

<お仕事で書いた文章>本日(2005年11月7日)の愛媛新聞に掲載された記事。 現在、松山では、松山城への眺望を保全しながらいかにまちづくりを進めるのかという検討が進められている。景観法という法律もあるのだが、山城への眺望保全をまちづくりに盛り込…

 読み手から書き手へ〜メディア・リテラシー概念、展開の時期到来

<お仕事で書いた文章>『愛媛新聞』「マスコミ時評」欄の記念すべき第1回目の文章。今読み返すと、こんなにも”市民派”な文章を書いていたのかとびっくり。 最近は、大衆社会論に転向しつつあったりもするので、 自分に何が起こったのか、 それとも日本社会…

 「今、なぜオタクか?」〜『オタク文化論』新聞掲載記事補足メモ

先日、愛媛新聞の取材を受ける。2005年10月9日(土)愛媛新聞紙面、 「マツヤマゴーゴー」という若者文化に関する記事で、 メイドカフェに代表されるオタク文化を特集しており、 その中で、コメントを担当。ただ、語り足りなかった部分もあるので、 …

「時に新聞は孤高のメディアたれ」

<お仕事で書いた文章>空前の与党圧勝で終わった総選挙の結果に関する感想を書いた文章。小泉首相のメディア戦略は、 注目の的だけれど、それが効果をあげるのは、 単にマスメディアの影響が強いからというよりも、 受け手の社会心理状況にかなり依存してい…

 『望まれる健忘症対策〜歴史的背景の掘り下げを!』

<お仕事で書いた文章> 愛媛新聞、2005年5月30日(月)「マスコミ時評」欄の掲載の記事原稿。 タイトルは・・・ 『望まれる健忘症対策〜歴史的背景の掘り下げを!』 です。 竹島問題など、日韓関係の悪化を伝えるニュースが溢れていますが、 「あれ?今年は…

くるりの『赤い電車』最高!

※ミクシにも書いたけど、せっかくだからこっちにもアップ。 (ミクシからリンクを貼るのは、好きじゃないので、めんどくさいけどコピペ。) いや〜、いいですねえ、くるりの新曲。『赤い電車』!先週のMステでやってましたねえ。 「電車」へのあこがれを あ…

  「引き算の関係」=誰もがナンパ師の時代!?

今日の下のほうに載せておいた、 『少年育成』誌に掲載予定の 『ケンカの変容〜「引き算の関係」のもたらしたもの』 でとりあげた 「引き算の関係*1」 について、何か分かりやすい例はないかな〜と思ってたところ、 思い当たったものがある。 一言で言うと、…

  国鉄民営化再考〜郵政民営化が問われる時代にこそ!

<お仕事で書いた文章> 『愛媛新聞』2005年7月11日(月)「マスコミ時評」欄に掲載済み。 本来なら、メディア論の文章だが、尼崎JR線脱線事故の遠因に国鉄分割民営化があるのではないかという論旨なので、鉄道ネタにもしておく。郵政民営化が問われる時代に…

 90年代の若者論

上記の文章は、この著作の延長線上で考えると理解しやすいかも(実際に、『みんなぼっちパート2(仮)』でも書いた文章の内容を織り込んでいるし。)この著作の紹介をしておくと、浅野智彦氏の「選択的コミットメント」がキーワードとして注目を集めました…

 『ケンカの変容〜「引き算の関係」がもたらしたもの』

<お仕事で書いた文章>・・・ちなみに、以下の紹介文も含めて、 ミクシにアップしたものを再掲。 (ミクシから、直接ブログに飛ぶようにする人もいるけど、 あれは好きじゃないので、わざわざ面倒くさいけど、こうしてみた。) 『少年育成』誌からの依頼で…

   得体の知れない他者たちを理解せよ!

いまさらだけど、がんばって出した本なのでレビューしておく。 ポピュラー文化、家族、教育、ジェンダー、自己、インターネット、マンガ・・・といったこれだけ広範な社会事象を分析しているにもかかわらず、その向こうには共通する現代日本社会のイメージが…

ケータイから

台風が過ぎたのにあまり天気のよくない松山であった。だ〜、研究さぼって温泉いきて〜。

  『消えた、天然の、オイシサ』

<お仕事で書いた文章>『少年育成』№583(2004年10月号:p8-13)に掲載済み。だいぶ前に、ミクシにも載せたけど せっかくだから、ブログにも。以下、ミクシ掲載時の説明書きからの引用。 ・・・大阪の少年補導協会なるところから、 若者たちの「言葉」のな…

  形骸化する「客観報道=中立主義」

<お仕事で書いた文章> 『総合ジャーナリズム研究』№193(2005夏:p44-45) に書いた文章。 17787件の新聞記事を切り抜いては、 台紙に貼り付けて、分析した労作。 (調査実習でお手伝いいただいた、東洋大学生のみなさん、 本当におつかれさまでした。) …

「シカクはシカトせよ」

<お仕事で書いた文章>たしか8月22日の『愛媛新聞』の「マスコミ時評」欄に 総選挙報道〜政策論争掘り下げて とのタイトルで掲載されています。 その元原稿です。選挙前のせっかくのタイミングなので、 ネットでもアップしてみます。 もともとのタイトルは…

ページタイトルについて

でもって、なんでタイトルが Sociology IN Culture かというとですね、 そんなに深い理由はないんですが・・・ ポピュラー文化が好きで、 それにどっぷりはまっている奴が 文化の社会学をして何が悪い? って、しなきゃいかん! とかって思っているからなん…

Sociology IN culture

というわけで、ブログをはじめてみた。 ネットだと、割と思いつきめいたことを気軽に書けるのでありがたい。 だいぶ前から(半年以上前?)、 師匠の宮台真司氏に 「おまえの文章には重みがない。 ブログをはじめて、人が読みたくなるような文章を練習しろ」…